私の仕事は美容師でございます。
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美容師と言う仕事は、皆さんのご存知の通り技術を習得する必要性があります。この技術が高ければお客様に喜んで頂けますので、美容師はその技術を上げるために練習をしなければいけません。
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私は若い頃、友達に夜遊びに誘われました。
技術を上げるために練習をしなければいけませんでしたが、友達とも遊びたかったです。
お酒を飲みに行ったり、ディスコに行って踊ったり、カラオケに行って歌を歌っていました。
仕事でうまくいかないかったり、先輩に怒られたりするとストレスがすごくたまります。
だからストレス発散は、私にとって大事な時間でした。
練習しなければいけないのはわかるんです、しかし日々のストレスを解消することも必要だと考えていました。
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その当時の先輩は、練習をやらずに帰ろうとする私を呼び止め「練習をしなさい!」とガミガミいました。
そんな先輩が、やはり嫌いでした。
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この店だと先輩とはうまくいかないし、友達と遊んで発散することができないので私は、お店を続けれそうにも無くなり、悩んでいました…。
そしてついに辞表を出しました。
もっとガミガミ言わない、先輩がうるさくない店に行こうと決めました。
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でもそんな店はありませんでした…。(そりゃそうだ)
でもやっとのことでお店が決まり、就職をし、その店に慣れてきたときに、オーナーと話す機会がありました。
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2店舗を経営しているそのオーナーは、優しくて全てを受け入れてくれる人でしたので尊敬しておりました。
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彼が「悩み」について教えてくれました。
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悩みには、2種類あります。
1つ目は、“見せかけの悩み”
2つ目は、“真の悩み”
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“真の悩みとは”
旦那さんの転勤で、地方から東京に引っ越さなければならない。
だから奥さんはやっている仕事を辞めなければならない。
旦那さんについて行き仕事を辞めるか、旦那さんに単身赴任で行ってもらうか…
2つに1つを選ばなければならない時、それが
「真の悩み」
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見せかけの悩みとは、
「ケーキなどの甘いものを食べながら、でも痩せたい」というもので、2つとも手に入れることができるのに決めかねている、覚悟を決めていない時、それが「見せかけの悩み」ですと…。
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そして最後に、こう言って話を終えました。
ほとんどの場合、見せかけの悩みで悩んでいます。と言うよりも決めかねています。
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『A or B』と言う決断は人生のうちでそう何回もないことですよっと。
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そう言って練習をしてから飲みに行けばいいと言うことを気付かせてくれました。
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私は今でも、迷ったとき悩んだ時、どっちなのかを考えるようにしています
でもほとんどの場合「真の悩み」という事は…
