私の当店ではカラーリングをすると頭皮がしみてやりたくてもできないと言うお客様が全体の3%います。(浜松市民は80万人いますので、2400人いる計算です。)
私たち美容師はそういう方々にも染めていただきたいといろんな工夫をするのですが、(例えばヘアカラーではなくヘアマニキュアで対応する。例えば、ヘアースプレーで対応する)
しかし本当はお客様は、ヘアカラーをしたがっているのです。 カラーリングは『1液と2液』を混ぜて、薬剤を作りお客様に塗布します。
1液には「ジアミン」と言う化学物質が、2液の中には「過酸化水素水」と言う化学物質が入っています。この2つが頭皮や髪の毛にダメージを与え、特に頭皮がシミの方にはこの2つが影響しています。
この2つの成分を取り除きながらからすることは無理です。しかし、そこに水を加えてカラーリングをすれば薬液自体の濃度が薄まりますので化学物質の頭皮への影響が少なくなるのは事実です。
しかしそれでは色がきれいに入らずお客様が要望する色にはなりません。 そこで私はいろんなものを、薬剤に混ぜて綺麗に染まるものはないものかと、いろんなものを試しました。
そこで私が見つけたのは「化粧水」を混ぜると言う方法でした。
私も髪の毛がヘアカラーで染めるとしみるます。はじめに自分の頭皮でこの化粧水を混ぜたカラーリングを試してみました。
そしたら頭皮がしみなくて染めることができて大変嬉しかったのを覚えています。
この方法をお客様にやらせていただきまして、お客さんは大変喜んで、『染みないです』と言っていただけるようになりました。
私はこれを多くの方に広めたいと思い、2019年「経営革新計画」に応募し承認を受けました。
これから「カラーをしたくても頭皮がしみてできない」方の為に私達は努力をしていきます。
(カミキリベヤではカラーが全くしみないと好評です。そのわけは・・・こちら)