お着物は洋服と違ってお体に合わせて着付けをしていきますが
その前に「縫い上げ」が必要な場合もございます。
ご自身でやるのが難しい場合にはカミキリベヤで代行して簡単な縫い上げは承っております。しかし、お子様の縫い上げに関しましては「きものの中富」さまに、お願いしております。
縫い上げの種類 | ||
着物 | 伊達衿(重ね衿) | |
半衿 | ||
七五三 | 肩上げ・腰上げ等 | 1ヶ月前に確認が必要です。 |
●伊達襟(重ね襟)の取り付け
振袖や訪問着、付け下げに伊達襟を付けます。
伊達襟とは、重ね襟とも言い、着物を重ねているように見せて色の重なりを楽しむための襟です。
5ミリ程度出すだけで、グッと華やかさが増します。
ピンで3点を留める方法と、糸で大まかに縫う方法とあります。
以下はピンで留めるやり方ですが、縫う場合はピンで留める間隔分を着物と伊達襟を合わせて縫います。
・ピンで中心を留めます。(短めのヘアピンでも代用できます)
ピンで3点を留める方法と、糸で大まかに縫う方法とあります。
以下はピンで留めるやり方ですが、縫う場合はピンで留める間隔分を着物と伊達襟を合わせて縫います。
・着物の衿を折り返します。
・伊達衿(重ね衿)の中心と着物の衿の中心を合わせます。
・ピンで中心を留めます。(短めのヘアピンでも代用できます)
・3点を留めます。間隔はお好みでかまいません。
表から見たところ
●半衿の取り付け
◆着物と半衿をお持ちください。金額は2,000円(税抜)を頂きます。
●半襟のつけ方
半襟とは90~100cm×15~20cm位の小さな布です。
もともとは衿の汚れ防止だった物が、だんだんおしゃれの要素を大きくしていったようです。
ほとんどの場合白い物を使いますが、色のついた物・染めや絵付けのされている物・刺繍の施されている物など、様々な物があります。
・まず半襟の長い方の一端の1cm位の所ににアイロンでしっかり折り目をつけておきます。(この時うらの方に中心の印をつけておいてください。
・半襟は長襦袢の内側からつけます。半襟は裏が見える様に乗せます。
・最初に長襦袢の衿の中心と半襟の中心を合わせます。
・アイロンでつけた線と衿の付け根の線を合わせて、待ち針で留めていきます。
・中心から右へ・中心から左へ、というように2段階に分けて細かい目で縫い付けていきます。
・両方に少し引張り気味で縫いつけたほうが仕上りがすっきりします。
・縫い終わったら、半襟を衿に沿わせるようにかぶせて、外側に回します。
・衿の巾に合わせて半襟の余った部分を折りこみます
・また中心から右へ・左へ、と2段階に分けて縫い付けていきます。今度は大きく粗い目で縫った方がいいです。下まで通さないように気をつけてください
●七五三の縫い上げ(きもの中富さまに委託しております)
きもの中富公式HP
https://kimononakatomi.com/
●七五三の着物では、お子様の体に合わせて着物のサイズを調整する「縫い上げ」が必要です。
袖の長さを合わせる「肩上げ」、丈を合わせる「腰上げ」といいます。
◆七五三着物の縫い上げ(肩上げ・腰上げ)とは
七五三の着物の「縫い上げ(ぬいあげ)」とは、少し大きめの着物の「袖(そで)」や「丈(たけ)」の長さを、
お子様の体に合わせサイズ調整する仕上げです。一般的な洋服のサイズ調整とは違い「サイズ直しをしている(縫い上げている)」
ということが外から見てハッキリとわかるように縫います。
これは「縫い上げ」がお子様の健やかな成長を願うものであるためです。
「いつか縫い上げをすべて取るほど元気に大きくなりますように…」という願いを込めて、
七五三着物にはあえて「大きめの着物」を着せて、それを調整するというわけですね。
◆七五三着物の縫い上げご依頼から完成までの流れ
七五三の肩上げ・腰上げ等の縫い上げをご依頼いただく場合の流れを紹介します。
1)お申込み:店頭、お電話(053-475-5131)、またはメールにてご依頼ください。
中富株式会社(店舗名:きもの中富) | |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |
TEL | 053-475-5131 |
2)サイズ測定:お子様の体のサイズを測定します。
お子様とご来店いただき、きもの中富さまにてサイズ測定します。
3)お見積り:七五三着物の縫い上げ料金をお伝えします
半襟の準備の有無等、お客様のご要望を伺った上で、料金のお見積りや作業内容を事前にお出しします。
4)縫い上げ:着物を加工します
お見積りした料金のご入金を確認次第、加工作業に入ります。
5)お渡し:お客様へ着物をお渡し致します
七五三着物の加工完了しましたらお客様にお電話してご来店して頂きお渡しいたします。