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24年05月18日

ホームカラーでの白髪染めのお悩み


白髪染めを頻繁にやりたくなってしまう方の多くは
ドラッグストアなどでカラー剤を購入してご自身で染めているのではないでしょうか?

ホームカラーのいいところはおうちで好きな時間にできる、費用が比較的安価で済むという点だと思います。

でも、やってみたけど仕上がりに納得がいかない!
そんなお声を続けて伺いました…

例えば
Aさん
明るい白髪染めをしたいのに内側が全然明るくならない
とか

Bさん
明るめって書いてあったのに、真っ黒になってしまってびっくりした
とか

市販のカラー剤はどんな方でも扱いやすいように作られているので、薬剤のパワーが強くダメージが大きいのが特徴です。
自分で塗布するので、塗りムラも発生しやすくなり、結果仕上がりが均一になりにくくなってしまいます。
またそれを継続することで、髪や頭皮に大きな影響が出てしまいます。



ここで簡単にカラー剤についての説明を。

カラー剤には「1剤」と「2剤」があります。

赤や茶色など色が入っているのが1剤、髪の毛の色素を抜くためのオキシドール(過酸化水素水)が入っているのが2剤。
この1剤と2剤を混ぜると化学反応がおきるのですが、その性質を利用したのがヘアカラーなんです。

~髪を染める仕組み~

いつもは閉じている髪の毛のキューティクルを薬剤で開いて、髪に色を入れます。

1剤と2剤を混ぜて化学反応を起こすことで、キューティクルを開いて色を抜き、染めたい色を入れるという仕組みです。

2剤によって薬の強さは違っていて、オキシの濃度が濃ければ濃いほど色を抜く力はもちろん強力。
濃度が濃ければ色を抜く力が強い反面、色素と一緒に栄養分も抜いてしまうので、髪の毛のトラブルも起こりやすいです。

先にも書きましたが、市販のカラー剤はどんな方でも使えるように作られているので
2剤の力がやや強めだったりするようです。
またおしゃれ染め用のカラー剤と白髪染め用のカラー剤でも違いがあるので
ご自身の現在の髪色をどうしたいか(明るくしたい、色をしっかり入れたいなど)によっても選び方が変わってくると思います。

またカラーをしてキレイに染まったはいいものの、髪がパサついたり傷んでしまった経験ありませんか?
これは、オキシの濃度が高く強い薬剤だからなのです!



美容室で使う薬剤は2液にも種類が複数あり、傷みにくい成分などが配合されたものもあるため
お客様の髪の状態や、なりたい色に合わせて薬液を変え、対応しています。

更にカミキリベヤでは3剤として化粧水やトリートメント剤を添加することで髪や頭皮への負担が少なくなるようにしています。


Aさん、Bさんそれぞれの解決策は…

【Aさんの場合】
内側は明るくなりづらいので、カラー剤の塗布量を多くします。
逆に明るくなりやすい根元やハチ周り(頭頂部と耳の間で最も出っ張っている部分)は少なく塗布、時間差で塗ることなどで対処します。
また既に紫外線で褪色している表面部分はこれ以上明るくならないように、染料だけを補給するタイプのカラー剤を選択しました。

【Bさんの場合】
暗すぎてまだ市販のカラー剤が残っている部分があったので、脱染剤を加えたカラー剤を塗布して均一に整えさせていただきました。

どちらの方にも共通して言えるのは、市販のカラー剤によるホームカラーで満足度を得るのは難しいということではないでしょうか?
自分の頭に、『まんべんなく色を調整しながら塗布すること』ももちろんですし、
そもそも『自分の希望に合うカラー剤を選ぶこと』も難易度が高いと思います。
販売店の方にアドバイスを求めても、カラー剤に専門的な知識がない可能性が高いと思われるので…
そんな時はやっぱり美容室でプロに染めてもらって、気分良く過ごしていただけたらいいと思います。

簡単にお家でもできそうな白髪染めではありますが、やっぱり美容室で!
そしてカミキリベヤには安心安全な施術や薬剤のアイディアが揃っています。
カラーをしても『うるうるツヤツヤ』な髪を手に入れられる!
ぜひご利用ください。

【参考外部リンク】
美容室のカラーとホームカラーは変わらないって本当!?ヘアカラーの違いをメーカー担当者に聞いてみた!