カラーシャンプーはとっても重要なんです
◇「カラーシャンプー」とは、美容室でサロンカラーをした後にするシャンプーのことです。
カラーシャンプーについてを解説しています。多くの方は、ヘアカラーをした後に普通にシャンプーをするという風に勘違いをしがちですが、実は普通のシャンプーにプラスα、多くのことが加わっています。
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◆カラーをシャンプーする流れ◆
(色の入りをチャックしてOKしてからシャンプーします)
1.乳化します
2.水洗します
3.シャンプーします
4.水洗します
必要ならば最後に静電気除去剤をつけてよく水洗します)
5.タオルドライ
乳化します
★カラーシャンプーの中でとても大事なことが乳化というものです
薬剤に含まれる油分を利用し、ABローションの中に入っているフルボ酸の力で、余分な染料を浮き上がらせ、落としやすくします、無理にこすらず指の腹でやさしく行うために、頭皮を傷つけることなく薬剤を落とします。
つまり、美容室でするカラーシャンプーはすすぎ流しを行う前にこの乳化に入ります。
多くの方が勘違いされていることですが、カラーの薬剤はシャンプーでとっているわけではありません、大半の汚れは乳化とすすぎ流しでとってしまいます。
そのため自宅でのカラーシャンプーが最も危険なこととなります、乳化をしない上に、すすぎ流しもあまりちゃんとしなければ、当然洗い残しもありますから。
そのため、サロンシャンプーと家でのシャンプーの違いは、乳化の有無とすすぎ流しの時間の違いなのです。薬剤や染料は、水に溶けやすいアルカリ剤となっています、そして過酸化水素を取り除くのにお流しは非常に有効になります。逆にお流しが不十分だと、カラーの退色や変色を招いたり、アルカリの残留により髪のダメージに繋がります。自宅で市販のカラー剤を使うと、このすすぎをおろそかにしがちになり、カラーの洗い残しからくる汚れや、タオルなどにも残っている色素がついてしまい不衛生になってしまうのです。